生徒一人一人を大切にする月形高校
月形高校が位置する月形町は樺戸集治監の設置とともに誕生し、母なる石狩川等による肥沃な耕地と自然環
境に恵まれた静かな農村として発展してきました。基幹産業である農業においては、稲作や花き栽培はもちろ
ん、現在ではメロンやスイカ、トマト、カボチャなどの果菜や野菜の栽培も盛んに行われています。
月形高校は、創立70年以上の伝統校です。これまで7千名を超える多くの卒業生が月形町内外の様々な地
域でその力を存分に発揮し、活躍しています。
「正しく底力ある頭」、「明るく品のよい行」、「美しく丈夫な体」の校訓のもと、
学校教育目標
月形町から世界を見据え 自らの意思で行動し 自他共に思いやりの心をもつ生徒
の育成を目指して、社会の形成者として主体的にかかわる資質・能力を養い、地域に貢献できる人材の輩出に
努めていきます。各学年1クラスの小規模校で、全教職員が全生徒の教科担任です。学校内では生徒、教職員
ともに、互いに顔と名前がわかる関係で3年間を過ごします。教職員は一人一人の生徒に手厚く関わり、生徒
の自己実現、進路実現を目指します。
また、地域連携校として北海道高等学校遠隔授業配信センターから遠隔授業を受けています。その中で大学
進学者向け授業により、道内国立大学や本州私立大学へ合格した生徒もおります。地元、月形町からは「月形
町人づくり振興協議会」を通じて、生徒や保護者のために多大なご支援をいただいているだけではなく、総合
的な探究の時間や就業体験では、地域の方々から学びの場を提供していただき生徒たちの学びを深めておりま
す。保護者の皆様、月形町の心温まるご協力により、大きな成果を上げています。今年度から学校運営協議会
を設置し、地域と協働した教育活動の充実を推進する予定です。
生徒や保護者の皆様はもとより、地域の方々の期待に応えられるよう、今後とも皆様から愛される学校づく
りに努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
月形町・北海道の担い手となる生徒を育成し、 多様性を尊重し生徒一人一人の生きる力の育成と多様な進路
実現ができる学校をめざします。
校長 安達 妙己