学 校 の 沿 革 等
◎月形高校の歴史
昭和23年北海道空知農業高等学校月形分校定時制課程農業科として開校し、昭和25年には北海道月形高等学校として独立(定時制課程普通科4学級、農業科6学級)しました。
昭和28年に道立に移管して以来、70年有余の長きにわたって月形町と共に歴史を刻んできました。(平成30年に創立70周年を迎えました。)
◎学校沿革
◎校 章
雪の結晶を模した本校の校章は、次のような意味を表しています。
◇ 雪は清廉潔白 ◇
純白な雪の如く清浄で穢れのない精神を形成することは、人間の普遍的願いである。質実剛健な意志、聡明な叡智と清冽な魂は人類永遠の課題であり、雪の姿に象徴される。そうした精神は悪を嫌悪し善への指向に情熱を傾けようとする若者の意志に通じる。
◇ 雪は遍く公平平等 ◇
月形の郷は北海道でも有数の雪の名所である。前方に広がる空知の大草原と、白銀に輝く山々を背に厳然として母校は、礎も堅く地域社会に根をおろしている。降りしきる雪は、あの広い平野も川も巷の民家も一切を同時に白一色に変えてしまう。その公平無私な広大さは、同時に月高生の自由を愛し、平等を旨とする視野の広い人生観の確立にもつながる。
◇ 雪は千態の美しさ ◇
六華のあの美しい結晶は変転し、さまざまな結晶形をつくる。核を中心として雪の華がつくられ、やがて一大集合体となり雪としての意義 をもつ。雪は厳しい自然の中で形成されるが、その千態万様の峻烈さから、われわれは凛然たる気骨を養い、冷厳なる気魄をうちに秘めた魂の、高度な昇華を経て理想の人間像に進もうとするものである。
◎校 歌
一 白雲のゆきかふ沃野 二 石狩の川瀬の響
みどりなす月形の郷 冴えわたる月形の郷
ああ野を遠く ああ丘の辺に
春秋の夢を秘めつつ 智と徳の理想かかげて
ゆくは誰ぞ 学ぶ吾等ぞ
われら われら われら われら
心燃ゆる いのち讃へむ
若人 われら 若人 われら